今更聞けない小学校プログラミング教育必修化って親は何したらいいの?対策は?
どうも~ギークなまさぽん(@masaponn417)です。
2020年4月からプログラミング教育が必須化するけどどういうことをするの?
と、子どもが数年後小学校に行くので、どんなことするのか気になったので調べてみました!!
この記事でいうプログラミング教育とは小学校を対象としています。
プログラミング教育の説明をしていきますが、どれも小学生のプログラミング教育についての話なので、中学生や高校生のものとは違うことは注意してください。
なんでプログラミング教育を必修化するの?
簡単に言っちゃうと将来の「IT力」を強化したいから!
現在、日本では2020年までに37万人のIT人材が不足する と言われています。
2020年って今年じゃん!!もうすでにIT人材不足しているのに、10年後とかどうなっちゃうの~~。
AIや仕事の効率化でパソコンやコンピューターに触れる機会が今後さらに増えることが予想されています。
パソコンに限らず、プログラムを使って動いているものは私たちの生活の中でかなり浸透してきています。
スマホもそうだし、AIスピーカーとかルンバもプログラムで動いてます。
今後パソコンだけでなく、AIやコンピューター(情報機器)を使って仕事をしていくことが増えます。
その時に、パソコンが使えない!ってなると仕事の幅が狭まってしまう可能性があるかもしれません
就きたい仕事に就けないのは悲しいですよね、コンピュータが使えないから就職できないということにならないためにIT教育が注目されました。
実際、海外では小学校でIT教育をもう始めている国もあるので、日本は海外に比べてIT教育が遅れています。
子どもの頃からプログラミング教育をして、「IT力」を高めて子供が将来就職するときに、職業の幅を増やして上げたい。という狙いがあります。
今の仕事はパソコンの操作が必須と言ってもいいので、子どもの頃から教育に組み込んだほうがいい。
ということでプログラミング教育が必修化されます。
プログラミング教育の必修化のねらいって??
まず、始めに言っておきたいのが、プログラミング言語を使ってバンバンプログラムするのがプログラミング教育ではありません。
プログラミング言語を使わないわけではありませんが、プログラミング教育とはプログラミング言語がすべてではないということは覚えておいて欲しいです。
また、授業に新しくプログラムという教科が追加されるわけではないことも注意しておきましょう。
各教科の中でプログラム教育をする時間を作るので、新しくプログラムだけの授業ができるわけではないです。
小学校におけるプログラミング教育のねらいは以下の3つです。
- プログラミング的思考
- プログラムの働きや良さ、社会が情報技術に支えられていることに気づく
- 各教科等でプログラミング教育をするときは、教科での理解をさらに深めるようにする
プログラミング的思考
プログラミング的思考とは…、プログラムを自分の思った通りに動かしたいとき、
『どんなプログラムを組み合わせればいいのかを自分で考えて、目的の動きに近づけようとするにはどうしたらよいかを論理的に考えていく力です。』
プログラミング的思考力とは論理的思考力と言い換えてもいいと思います。
プログラミングを通して論理的思考力をつけて行きましょうということです。
プログラミング的思考力は日常生活でも役立ちます。
料理を作る際、材料を切って、炒めたり、焼いたりなどの工程を効率的にやるにはどうしたらいいかを考えるのもプログラミング的思考力(論理的思考力)を鍛えるのに役に立ちます。
プログラムだけでなく論理的思考力は日常生活にも役に立つ場面がたくさんあります。
プログラムの働きや良さ、社会が情報技術に支えられてることに気づく
私たちの生活にはすでにいろいろな、機器がたくさんあります。
スマホや家電製品だけでなく、電車の運行管理・スーパーのレジなどありとあらゆるものが、コンピューターによって動いています。
コンピューターはプログラムで動いているので、私たちの生活はプログラムに囲まれているといっても、おかしくないです。
意識するといろいろなものにプログラムが使われているので、自分たちの生活の中にどんな風にプログラムが使われているのかに気づくことがまず、大事だと思います。
生活の中にプログラムが使われていると気づいたあとに『どんなプログラムを使っているのかな?』や『あの機械にもプログラムは使われているのかな?』と意識する
各教科等でプログラミング教育をするときは、教科の理解をさらに深めるようにする
例えば、算数で『正多角形をプログラムで作って見よう!』という授業があったとするとプログラムを通して正多角形の性質がより理解できる。
または理解するのを助ける授業内容がいいですねということです。
例えで算数を上げましたが、これを他の国語や理科・社会などに置き換えても、教科での授業がよりわかるようにしましょう。ということです。
プログラミング教育のねらいをまとめるとこういうこと
ねらいはさっきの3つってことはわかったけど一体どういうこと??
しゅふ子
先ほど紹介した3つのねらいをまとめるとプログラミング教育とはこんな感じです。
プログラミング教育って結局何??
- コンピューターの仕組みを知り理解を深める
- 活用方法を知り正しくコンピュータを使える能力を身に付ける
- 論理的思考力(プログラミング的思考)を身に付けていこう
最初にも言ったいったとおり、プログラミング言語を使っていっぱいプログラミングするのがプログラミング教育ではないということは注意しましょう。
プログラミング教育とはプログラムを通して論理的思考を身に付けたり、コンピューターの活用方法を勉強しましょうということです。
プログラミング教育についてもっと知りたい方は文部科学省のサイトや未来の学びコンソーシアムを見てみると更に詳しく知ることができます。
具体的にどんな授業をするの?
実は、プログラミング教育で具体的にこの授業をしてください。といったものは今の時点ではありません。
具体的には決まっていませんが、すでに授業で取り組んでいる学校があります。
その取り組みは、未来の学びコンソーシアムに実施例がいくつか載っています。
その中のいくつかをご紹介します。リンクをクリックすると『未来の学びコンソーシアム』にある取り組み内容の詳細を見ることができます。
この他以外にもサイトにプログラミング授業の実施例があります。
私たち親はなにをすればいいの?
私たちが子供の頃にはプログラムの授業なんてなかったので、何をやったらいいのかよくわからないですよね?
子どもにプログラムを本格的に学ばせたい!という人はプログラミング教室に行くのがいいと思います。
小学校3年生以上のお子さんを対象にしたもの、幼稚園の年長から小学校1,2年生を対象にしたものなど教室によって教える内容はいろいろあります。
まずは体験からやってみて子供が楽しいと思える教室を見つけてください。
プログラム教室に行くまでではないな~と思っている人は自宅でもプログラムをやってみるのもいいかもしれません。
プログラムは自分が教えられないし、難しそう…。っていう人も、少し考えてほしいことがあります。それはスマホやタブレットとの付き合い方です。
タブレットやスマホでもプログラムは出来ます。
タブレットやコンピュータを今後授業で使うことが増えます。
いつかは一人一台タブレットの時代が来ます。
情報機器に触れることが絶対に増えます。
家でスマホやタブレットについて話し合っていますか??
授業でやったあとに子供が『プログラミングやってみたい!』ってことも出てくると思います。
その時に『スマホorタブレット=駄目』じゃなく、私たち親も正しい使い方を教えて行かないといけないのかなと思いました。
プログラム自体を教えるのは難しいかもしれません。
でも、スマホ・タブレットを使う上で覚えておいたほうがいいことって結構あるんです。例えば
- 検索の仕方
- ネット上でやってはいけないこと(友達の悪口を書くとか)
これ以外にもたくさんあると思います。少しずつ自分が教えられる範囲でいいので教えて上げる。
でも、子どもって親が止めないとゲームをやめなかったり、ずっと動画見たりするっていうのはありますよね。
どこまでが遊びなのか、勉強なのかを区切ってうまくメリハリをつけないといけないですね。
時間を制限できるアプリもあるので、きちんと時間を区切った上で上手にスマホやタブレットと付き合って行けたらいいですね。
まとめ
まだまだ、わからないことだらけですが、私たち親も新しい教育に対応していかないといけないのは、とても大変だと思います。
私たち親が出来る対策
- プログラミング教室に通うのを検討する
- 自宅でプログラミングをやってみる
- スマホやタブレットの使い方について話し合ってみる
この3点、特に最後のスマホやタブレットの使い方については、一度話し合ったほうが良いと思いました。
授業ではどんな風に使っているのか、とか家でもプログラミングをやってみたいのかなど
使う時間やルールなどたくさん考えないといけないことがあるので大変ですが、きちんと話し合って損はないと思います。